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エアコンの水漏れDIY修理
AIR CONDITIONER

業者を呼ぶお金がない!自分でエアコン掃除
フィルター・ドレンホース・室外機など

エアコンの水漏れDIY修理はドレン管つまりなら簡単にできる!

エアコンのDIY修理は、箇所によりますが自分でも可能です。フィルターのような簡単な掃除やサンクションポンプを使用したドレンホースの掃除などが自分で可能です。エアコン修理に費用をかけたくない方は参考にしてみてください。

DO IT YOURSELFエアコンの水漏れDIY修理

エアコンの水漏れ修理で、専門の業者に依頼して急な出費がかさむのは悔しいという人は、自分でDIY修理ができないかを考えるものですね。

エアコンの取り付けや工事は、フロンガスや冷媒、真空引きなどを取り扱うため、基本的には業者に頼むことをおすすめしますが、時間をかけて正しい順序で行うならば、素人にはできないこともありません。

エアコンの水漏れ修理は、原因となっている箇所によっては、それほど難しい作業ではない場合があります。

エアコンのオーバーホールが必要になるので、ドレンパンのクリーニングは専門のエアコン修理業者か清掃業者に依頼するのが無難ですが、ドレン管の詰まり(ゴミ、汚れ、スライム、ゼリー状の液体)に関しては、個人でもアプローチできる方法があるのでご紹介します。

市販のサンクションポンプを使う

エアコンの水漏れの原因の多くは、ドレン管の詰まりだといわれています。

ドレンホースの中に汚れが詰まっていたり、虫の死骸などがあったりすると、排水が正常に行われず、室内から水漏れが発生してしまうことがあります。

その場合は、ドレン管の汚れやつまりを解消すればいいので、エアコンのオーバーホールなしにアプローチすることができます。

真空ポンプやサンクションポンプと呼ばれるものが売られているので、そちらを利用してホースの中のゴミをかきだすことができます。

サンクションポンプは、ちょうど手動で行うボールの空気入れのような形になっていて、ノズルの部分をホースの先端に差し込み、ハンドルの部分を上下すると、ホースの中に詰まっていた汚れが一気に流れ出てくることがあります。

2,500~3,000円程度で購入できるので、ぜひ試したいDIY修理の基本です。

ドレンホース内部を清掃する

ドレンホースのイメージ

エアコンのオーバーホールを伴わない修理として、ドレンホース内部をワイヤーなどで清掃する方法があります。

真空ポンプではかきだすことができないほど、ドレンホースの中で凝結してしまった汚れなどを物理的にかきだす方法としておすすめです。

ドレンパイプクリーナーなどの名称で売られており、配管にワイヤー部分を挿入して、固まっているゴミや汚れにアプローチしてハンドルレバーを操作してゴミをとります。

ドレンホース内部はゼリー状のスライムなども付着していることが多いため、真空ポンプでは吸い出しきれないことがあります。

上手にワイヤーなどのパイプクリーナーを利用して手動でかきだせば、通常の排水ができるようになります。

ドレンホースを交換する

ドレンホースは3~10年で交換が必要な消耗品です。

耐用年数については使用しているホースおよび保護材のグレードと紫外線の影響で大きく変わってきます。

詰まりが原因の水漏れであっても、ドレンホースの外側に亀裂が入っているなど劣化が著しい場合はホース交換を行いましょう。

ドレンホースのDIY交換も比較的簡単です。
交換方法はいくつかありますが、交換したい部分だけをハサミなどで切断し、ジョイントを使って新しいホースをくっつける方法でも十分です。

ジョイントを付けたら、テープでしっかり巻き付けて固定します。

ドレンホースはホームセンターなどで売られていて、メーカーや型式専用のものではなく直径(パイ数)によって交換するホースを選びます。

耐紫外線性能が強いホースなど複数のグレードがあるので、劣化状況によっては高機能のホースを選ぶとよいでしょう。

室内機からの水漏れ

室内機からの水漏れは複数の故障原因がありますが、もっとも多いのは過冷却によるものです。

真夏に冷房の設定温度を20度に下げた際や、外気温が30度を大幅に超えている中でエアコンを酷使した際に水漏れを起こした場合は、過冷却の可能性を疑ってください。

過冷却による水漏れは一時的な不具合で、一旦エアコンを休ませれば直ります。
しかし、同じ使い方をすれば水漏れを繰り返すことになるので、何かしらの対処をしましょう。

エアコンが過冷却状態になってしまう理由は次の2パターンが多いです。

  • フィルターの汚れ
  • 部屋の広さとエアコンの容量が合っていない

それぞれの対処法を見ていきましょう。

フィルターの清掃

エアコンはフィルターをDIYで清掃できる構造になっています。

エアコンの代表的なお手入れ・フィルター掃除

脚立などを使って天井付近にあるエアコン(室内機)を作業する環境が必要ですが、基本的には工具不要でフィルターの脱着が可能です。

エアコンの取り扱い説明書からフィルターの手入れ方法を確認してみるとよいでしょう。

型式を確認できれば、ネットからWebの説明書を確認できるかもしれません。

説明書がない場合や説明書を見ても分からない場合はYouTubeなどをチェックしてみてください。一般的にエアコンはメーカーや型式が違っても、フィルターの脱着方法に大きな違いはありません。

フィルターが汚れていれば冷房効率が下がり、過冷却状態に陥りやすくなります。

過冷却を理由にフィンが凍って動かなくなり、結露がドレンパンやドレンホースに送れなくなる不具合も多いです。
いずれにしてもフィルターの汚れがひどい場合は掃除するだけで冷房効率が戻り、過冷却の症状を改善できる可能性があります。

容量不足の解消法

エアコンは6畳用・8畳用・10畳用など複数の容量が用意されていて、家庭用エアコンの最大容量は20~23畳です。
使用する部屋の広さとエアコンの容量が合っている必要があり、広い部屋に容量が小さいエアコンを使えば過冷却を起こしやすくなります。

10畳以上の部屋で6畳用エアコンを使うなど、明らかに容量不足でエアコンがキャパオーバーを起こしている場合は、適切な容量のエアコンに買い替えるべきです。

しかし、費用的な問題から買い替えはできないという方も多いでしょう。
また、大容量のエアコンは200V電源を使っていることがあり、容量を大きくするには電気工事も必要になるケースがあります。

容量が不足しているエアコンを使い続ける場合は、設定温度を高くするなど稼働負荷を下げて水漏れを回避するしかありません。
広さの問題でキャパオーバーを起こしている場合は、サーキュレーターの併用がオススメです。

このほか、冷房効率を高められる遮光カーテンの使用や間仕切りカーテンを活用する対処法があります。