台所蛇口の修理費用相場

キッチンの水周りである蛇口(水栓)の不具合や故障には、パッキンの交換や水栓本体の交換が求められることがあります。
ゴムパッキンの交換で症状が直る場合は、小さな部品代と最低限の工賃で済むため、修理費用は比較的安く収まると言われています。
しかし、ゴムパッキンの交換でも水漏れが改善されない場合もあります。そのようなケースでは、水栓本体の代金と取り替えの工賃がかかるため、少し高い料金を請求されることも。
したがって、台所やキッチンの水栓の修理や交換の場合、どれくらいの費用がかかるのかを事前に調べておく必要があります。
相場以上の高額な請求をされないためにも、適切な見積もりを選びましょう。
パッキンの交換で済む場合
キッチンの水栓の修理は、パッキンの交換だけで完了することも多く、その場合は比較的少額で済むことも多いです。
パッキンの部品代は少額なので、水道工事の技術料や出張料が主な費用になります。
技術料は1,000円程度であることがほとんどで、出張料は3,000~5,000円程度と言われています。
パッキン自体は1,000円程度ですが、複数箇所の交換があるとその分修理費用がかさむことになります。
水栓交換の場合
ゴムパッキンの交換だけで改善されない場合には、水栓本体の交換をしなければなりません。
また、水栓の使用期間が10年や15年を超えてくると全体が老朽化して、本体ごと交換をしなければならないこともあります。
水栓本体の交換の場合は、本体代金が実費でかかることと、それに取り付けや取り外しの工賃がかかります。
本体2万円、取り付け工賃が7,000円~1万5,000円程度が相場です。
取り付け工賃のみを更に細かく見ていくと、単水栓であれば平均して6,000円、混合水栓であれば1万2,000円くらいが目安となります。
キッチンの水栓はさまざまな種類のものが展開されていますので、安いモノなら1万円前後から購入することも可能です。
反対に、最新のタッチレス水栓などは5万円を超えるものもありますので、水栓の交換は3万円程度で済むこともあれば、7万円以上となるケースもあります。
その他の修理費用
本体そのものを交換しなくても、レバー部分やスパウト部分、断熱キャップなどの部品交換だけをするということもあります。
この場合はパッキン交換より少し高めの基本料金で、3,000~5,000円程度の技術料が一般的です。
ハンドル部分などは適合部材を探すのに労力がかかることも多く、基本的にはパッキンの交換か、本体ごとの交換の方が簡単です。